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一橋大学マーキュリーシリーズ2014、8月1日スタート(製造元(有)エニシング)!

14.07.24

2012年から始まった「チーム一橋のための母校グッズ」シリーズ。企画・販売支援をさせて頂いて3年目の今年、一般社団法人如水会の支援を受けて、みなさんに喜んでいただき、2014年版が8月1日、発売開始です。マーキュリーの校章とcaptains of industryの建学理念のロゴで母校への誇りを形にしたいわば「チームユニフォーム」。今年はマーキュリーポロシャツとマーキュリーキャップができました。如水会100周年記念ビアパーティーでの先行販売では「~いいね!」とお求めくださってその場で身につける方も。当日は事務局など如水会のみなさんもポロシャツ姿で登場。まわりがどんどん動いて車輪が急に軽くなったのを感じます。出だし好調! 感謝。

シチリアの食卓から

14.07.18

  「トップページ、どうしましょうか」。ウェブサイトをつくることになりデザイナーさんからお尋ねを受けたとき、迷わず、シチリアのクラシックホテルの朝の食卓をとお願いした。

 昨年の5月、南イタリアの長靴のつま先のその先、地中海に浮かぶシチリア島を訪れた。群青の海と空。花に充ちて海岸を見下ろす崖に貼りついて建つクラシックホテルがサン・ドメニコ・パレス。16世紀につくられた僧院を改装したものだという。

 上質のリネンにくるまってよく眠った翌朝、食堂に降りていったときだった。ウエイターに案内されたのは、食堂の室内テーブルではなく地中海を見下ろすテラス席。予想をうまく裏切られて眠気が吹っ飛んだ。目に映った食卓にはホテルのオリジナルデザイン入りのコーヒーカップがふたつ。同じ柄を染め抜いたミルク色のテーブルクロスに揺らぐ太陽光のかけら。

 思いもかけない演出と黒髪に白シャツの給仕人の洗練された温かさに、大き目サングラスを思わずはずせばこれから始まる一日の楽しさの見事な序幕は一段と明度をあげて、これぞ期待以上のサービスだと感じた。クラシックホテル好きであちこちに出かけるが中庭にまで果物が豊かに実る土地だからこそのオレンジの絞りたてジュースや焼きっぱなしの何品ものケーキ、焼きトマトまであるビュッフェは海洋性気候の風もごちそうでこのうえなく豊かな朝ご飯。

 日本のホテルの水も漏らさぬ接遇とは違うけれど、ウェブサイトのなかでどんな料理が登場するのか、「お客さま、どうぞ、ごゆっくりご賞味ください」のメニューをお渡しするトップページにはこの雑味あるぬくもりがぴったりかと。人が好き。まちづくりが好き。そんなまなざしでこの食卓にお皿を並べたい。

 みんながローカルとグローバルを躊躇なく行き来する未来をマジ信じて、泥臭さありの地域と海の向こうの世界との混在を試みる。「突拍子もない」と人に言われるこころっとコンサルティングゆえに多少のびっくりはお許しを。「ひととき遊んでいただければうれしいです」のウェブサイトを企んでいる!

『サービスはこころでする』ウェブ版、ゆる~く始まり

14.07.17

 2006年に『サービスはこころでする-マニュアルをちょっとはみだしてサービス上手になるたくさんのお話-』という本を書いた。実はその本、100人近い人の経験を借りてできた。

 幼稚園児から84歳まで取材。「一対一の接客が原点で、空気や水みたいな究極なサービス体験」を淡々と集めてみたら、まるで生命をもった生き物のように一人歩きを始め、自然に同類が寄り合い、サービスをこころでするにはどうしたらいいを解き明かし始めたではないか。えっ、どっかで聴いたことある?

 そう、これって本ウェブサイトのご挨拶でお話しした「ふじみ100人プロジェクト」での「言いだしっぺなんかそっちのけでみなさんの思惑が渦を巻く」、あの感じと同じなのである。そしてこの本、大学で教科書に使うと学生が実によく伸びる。「こういう経験、あるある」とか、言いながら講座が終わるころにはみんなイッパシのサービス人に育ってくれる。「この授業、今日で終わりですよね。。。」なんて言って誰かがみんなにお菓子を持ってきてくれたり。そんな風に教室というコミュニティが生き物のように育った経験もあり、ウェブ版でも「サービスはこころでする」をつくったらどうなるだろう思った。

 こころっとコンサルティングは場をこしらえて、最初の種(ネタ?)をお投げする。あとはやってみてのお楽しみ。もし、「いいサービスもらった」「こんなダメサービス!」という経験話など届いたら痛快。ブログづくりもみなさんのいじりたくなる「おもちゃ」になってなんぼかと。ああでもないこうでもないとやっているうちに言いだしっぺを消してしまえたらよし。なんやら「渦巻く感じ」になればおもしろい、きっと。まずはゆる~く始めてみましょうか。

「サービスコミュニティの経営診断」(論文)日本経営診断学会論集掲載(近刊予定)。事例は武蔵野市。

14.07.08

論文「サービスコミュニティの経営診断」が「日本経営診断学会設立45周年記念論集(仮題)」(日本経営診断学会)に掲載され、近く同友館から刊行されます。経営診断の理論と実践にわたり多数の研究者によってまとめられる大著の共著者のひとりとして執筆。「サービスコミュニティの経営診断」というお題を頂戴したのですが、サービスコミュニティでは経営状態を診断するに止まらず、サービスの種を投げて参加者と一緒に育て上げるまでが中小企業診断士の役割。そこで本論では単なる診断の手法提案を超えて、武蔵野市を事例に、現場で構成員と一緒にコトを創りあげる「診断・指導」マトリクスをつくり、提示しました。世の中に少しでもお役に立てたらうれしいです。

一橋大学マーキュリーシリーズ2013ご好評に感謝です!

14.07.02

2013年にお届けしたマーキュリーTシャツ、マーキュリー前掛け。おかげさまでご好評のなか無事販売を終了させていただきました。

ご愛顧に支えられ、シリーズ続投も決定! 現在、2014年版製品を準備中です。

詳細がまとまりましたら追って、お知らせします。どうぞ楽しみにお待ちください。