亜細亜大学の後期が始まり、この学期から栗田学長とご一緒に担当する「街づくり未来塾」がスタートした。数年前、外部講師として教壇に立った思い出の教室で、今週から学生を指導する。とてもうれしい。
教室を任せて頂き、集まった受講者は54人。教室というチームにちょうどいい人数だ。彼らにはこの教室から武蔵野のまちに飛び出す。ヒトや場所を取材し、イベントに参加するなどして、まちづくりとはなにかを彼らなりに切り出し、新聞にまとめたり、プレゼン発表ができるところまで持っていくのが目標だ。取材と執筆は一番の得意分野なので持っているものをどう伝えようかと考える。武蔵野市地域自由大学の亜細亜大学窓口講座であり、外部講師と市民受講者をお迎えするまちに開かれた授業。
まずは「まちはヒトがつくるサービスの集合体」という考え方を投げてみよう。いつも話してきたように「サービスはモノと活動の掛け算」「サービスはヒトのこころとからだにいい行為。すべてのモノや活動の背後には、喜んでもらおうというヒトのこころがある。これを仲間に入れてもらって見つけてこよう!」と進めよう。
彼らに持たせるモノサシは「発見しよう! リアルジブリのまちづくり」と置いた。第一回授業終わりに書いてもらった「なにを学びたいか」のメモには「ジブリの世界観を好もしいと思っているのでなにをしたらいいかわかってきたし、ワクワクする」という返事がいくつも。よかったね。先生こそ、みんなの活躍がとても楽しみ。