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亜細亜大学「街づくり論」探検家関野吉晴の語る『海のグレートジャーニー/学生たちとの旅』

亜細亜大学「街づくり論」探検家関野吉晴の語る『海のグレートジャーニー/学生たちとの旅』

亜細亜大学都市創造学部「街づくり論」(武蔵野市)は、ゲスト講演、探検家関野吉晴先生を迎え、『海のグレートジャーニー/学生たちとの旅』を語って頂きます。どなたでも参加できます。

関野さんとは大学時代からの友人です。彼の探検は時間の速さを急がず、周りの人々の暮らしや命を大事にしながら、人間の辿った道のりを辿り直すことで、人間とはなにか、自分とはなにかを見つける旅だったように思います。

「街づくり論」では学生たちがまちに飛び出し、まちの人たち等と、喜んでもらえるモノ・コトをつくることを通して、関野さんと同じような趣旨で「地域探検」をしています。関野さんには「彼らに自分らがやろうとしていることの意味・醍醐味をご経験を通して伝えてやっていただけますでしょうか」とお願いしました。

「海のグレートジャーニー」は、武蔵野美術大学関野ゼミの学生と九十九里浜で砂鉄を集めることに始まって、「日本人の祖先が日本列島に到着した海上ルートを一から辿り直す旅」。漂流するような航海の果てに日本に着いた物語は、形は違え、学生×まちの経験に重なります。学生のこころを揺さぶっていただけますか。というお願いは、きっと事実になるのでは。どうぞ、教室に直接、おいでください。

関野吉晴プロフィール:探検家・2019年まで武蔵野美術大学教授(人類学・人類史)・医師(武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院等に勤務)

一橋大学在学中の1971年、アマゾン川全流下りに成功。アマゾン原住民との20年の交流を経て、1993年からアフリカに誕生した人類がユーラシア大陸にまで拡散した約53千キロを、自らの脚力と腕力だけを頼りに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。足かけ10年かけて2002年にタンザニア・ラエトリにゴール。2004年からは「新グレートジャーニ-日本列島にやってきた人々」をスタート。2008年、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで学生と原住民との手作り丸木船で航海する「海のグレートジャーニー」を実践。2011年にゴールした。

(写真:展覧会「関野吉晴ワンダースペース」@武蔵野美術大学:美術館に展示された縄文号と、ずらっと並んだ関野さんの著書を読む人たち,2018.10.15~11.10)

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場所:亜細亜大学5号館(2階)523教室

https://www.asia-u.ac.jp/information/access/

日時:2019年5月23日(木) 16:10~17:40

参加費:無料

[2019.05.07]