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一橋大学社会学部「人間環境論」ゲスト講師

 博士論文のテーマであった共同体組織化の仕組みについて『楽天社長講話』(三木谷浩史, 非公開資料)と比較しながら「25の法則」にまとめて提示した。学生たちが社会に置いて活動するなかでなにかの課題にぶちあたった時にどう対処するかについて、一橋でのゲスト講師授業などで経験則として講義してきた内容を法則化して一覧表につくったものである(「共同体づくりにおける組織化の法則-プラットフォームの構築手法を通して考える-」, 日本経営診断学会投稿論文, 2011.に詳しい)。持続可能な社会をつくることが地球規模での課題である今、営利企業は社会性を、非営利組織は経済性を求めることで課題解決を進めることが求められる。講義で提示したのは共同体がそうした目的に向かうための法則である。エピローグではこの姿勢に則った「世界の大学とリンクする全員留学の一橋大学モデル」を示し、これを見た学生たちに自由な感想を求めた。

[2014.05.19]

 

一橋大学全学共通教育科目「社会実践論」講師

 一橋大学OBが後輩である学生に向けて、自分の大学生活のなかからどんなきっかけで職業を選び、また今の仕事にどんな働き甲斐を感じているか講義。学生結婚、専業主婦、市民活動を経て41歳で中小企業診断士の受験勉強を始め、45歳で合格。最初から「道草人生」であり、「既存のキャリア開発にとらわれない」と言うとカッコいいが、20年の出遅れだから、ヒトと同じことをやってもダメ。男性がほとんどの診断士の世界だからこそ、生活者経験を生かして、環境志向性のあるビジネスの診断、指導で独自領域を志し、併せて教員となり、学生参加のまちづくりを展開することで独立診断士になれたことを話した。増え始めた女子学生への一つの役割モデルとなればとも思った。

[2014.05.19]

 

一橋大学全学共通教育科目「まちづくり・社会起業論」ビジネスコンテスト審査員

一橋大学全学共通教育科目「まちづくり・社会起業論」ビジネスコンテスト審査員

 学生によるビジネスプランコンテスト審査員。「講座まちづくり」「まちづくり・社会起業論」を受講する学生が1年の講座の最後に自身の提案するソーシャルビジネスについてプレゼンテーションを行う。これを大学教員、金融機関関係者、起業家、経営コンサルタントなどの審査員が審査した。

[2014.05.19]

 

一橋大学全学共通教育科目「まちづくり・社会起業論」ゲスト講師

 学生によるまちづくり活動の体験型授業での実践報告と講義。地域ブランドとして学生と商店街のマッチングから生まれたモノを見せながら、武蔵野市と小金井市での活動報告をした。小金井市の報告では、湧水を経営資源として地域ブランドを開発した経緯を説明した。武蔵野、小金井、一橋大学の水を用意して、参加した教員、学生全員で利き水を体験して、武蔵野の水を使ったサービス開発(活動やモノ)について学生たちがその場でアイデアを提案する練習をした。

[2014.05.19]

 

一橋大学全学共通教育科目「講座 まちづくり」ゲスト講師

一橋大学全学共通教育科目「講座 まちづくり」ゲスト講師

 学生によるまちづくり活動(国立富士見台人間環境キーステーション)を軸とした体験型授業での実践報告と講義。「なにかにぶち当たったときの乗り越え方」を失敗、成功経験交えて話し、10のポイントにまとめて伝達した。

[2014.05.19]