サービスはこころでする

「街づくり未来塾」の目指す姿

大学は春休み。なのでゆっくりとこれからについて考えられる。「街づくり未来塾」は大学と武蔵野市が連携して初めて動く講座。だったらいっそ、もっとおもしろく、組織化してみたらどうかと、次のような企画を思いつく。後期の学外講師の武蔵野市観光機構の事務局長さんからは、授業後、「機構のプロジェクトを学生の体験授業機会に。協力しますよ」と言って頂けたことがヒントだ。早速、新学期から、できるところからやってみよう!「いいと思ったら全員で、全力でやる」いつもの心意気で。

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亜細亜大学で開講する「街づくり未来塾」(全学共通科目)は武蔵野地域自由大学履修対象講座でもあり、外部講師講演・学生の成果発表会は学生・市民がともに学べる公開講座。授業では学生の現場体験学習を軸とし、彼らは武蔵野および周辺地域のヒト、モノ(場所)、コトに入り込み、企業、自治体、NPO、市民等と一緒に課題解決策を模索するプロセスを通して、当初からはゴールの決まっていない活動を「つくりながら考え、考えながら創る」経験をする。教室では生き方の役割モデルでもあり、ヒトに喜んでもらうユニークな仕事を開拓する外部講師の講演を聴き課題解決へのヒントをもらう。外部講師、地域の人々にはさらにおもしろくて困難な課題解決活動を学生に提案し、彼らの参加を誘う。授業を通じて学生と人々が汗をかいた結果は知恵として講座に蓄積される。授業は年を追うごとに多様なヒトが生み出すアイデア・活動を即興のダンスのように連鎖させ、未来に向けておもしろいコト(まちづくり)を生み出す拠点として成長していく。

[2016.02.29]