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亜細亜大学「街づくり未来塾Ⅰ」(公開授業)「学生発表会」

 2016年前期「街づくり未来塾Ⅰ」学生発表会が719日、亜細亜大学532教室で行われた。テーマは「学生、ほんものをつくる」。副題に「-まちにとびだし、見つけた驚き-」。彼らは小チームに分かれ、多くは武蔵野市、小金井市、三鷹市の商店・企業・自治体機関・市民団体等と協働し、無償だが「仕事」を生み出す経験を。ヒアリング活動を選んだチームも、参加体験を次なる発見につなげて帰ってきた。「おお、これは大人には思いつかない」に脱帽!

 

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 座学だけでは得られない、現場体験学習の試行錯誤体験から「壁にぶちあたってなお、行動する」学生を育てたい。それがきっと結果として「地域活性化」を生むのだろう。私を育ててくれた大好きな武蔵野市にあって、そのとば口を指導させて頂けることに幸せを実感する。

[2016.07.21]

 

亜細亜大学「街づくり未来塾Ⅰ」(2016)外部講師のみなさん、ありがとう!

 2016前期、「街づくり未来塾Ⅰ」のテーマは「まちと生き、“喜んでもらえる”なにかをつくりだす」。その実践者として、学生の生き方の役割モデルになり、ヒトに喜んでもらうユニークな仕事を進める三名を教室にお迎えした。学生は刺激と課題解決のヒントをいただいた。感謝を込めて、ご紹介しよう。

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第一回

講師:山中まり氏(心と知識を育てる塾・デイムスクール主宰、駿台予備学校英語科講師)

演題:心と知識をそだてる学習塾

-吉祥寺で子どもたちと一緒に場所をつくった話-

第二回

講師:栗原一浩氏(武蔵野市生涯学習スポーツ課「武蔵野ふるさと歴史館」副参事)

演題:武蔵野の歴史と街づくり

第三回

講師:西村和弘氏((有限会社エニシング 代表取締役)

演題:“伝統前掛け復活” で「つながる縁・つくる街」

-小金井から世界へ、世界から小金井へ-

 教室に花や音楽やジブリ世界を持ち込んで、パワーポイントを使わなくたってこんなおもしろい講演ができると目からうろこをくださった山中先生。どんな生徒でもおもちゃ箱のような教室で「夢を誠にできる」話、学生は発想の転換と自信をいただいた。武蔵野市職員というより研究者のような生き方の集積として、大学教員も顔負けに白板を活用した武蔵野の歴史と吉祥寺論を聴かせてくれた栗原先生。若さで「前掛けをすたれさせちゃだめだ」という使命感を起業につなげて、世界と地域をリンクさせ始めた西村先生。栗原先生、西村先生から学生は英語の大事さ、「これから留学をするんだけどがんばろう」の気持ちをもらった。

 辻からもお礼の一言を:先生方、教員、もしくは中小企業診断士では与えられない、刺激、ありがとうございました! こういうみなさんが居る武蔵野市とその周辺、文化と歴史と型にはまらないモノを受容する、すばらしい風土ですよね。

 

[2016.07.17]